先輩社員からのメッセージ
商用車の「設計」が夢で
いすゞエンジニアリングを選びました
配線設計担当
私は海外向け小型トラック「エルフ」の配線(ハーネス)設計を担当しています。装置と装置の間を繋ぎ、様々な電気情報を車両全体に行き渡らせるハーネス設計は、関係する部署も多く、業務の調整など大変なこともありますが、私が関わった車両が海外で活躍しているんだと思うと、苦労も吹き飛んでしまいます。
ハーネスは人間に例えるなら神経のような役割をしています。多種多様な装置と繋がっており、故障すれば重大な事故の原因になり兼ねません。常に品質第一で業務を行うようにしています。また、関係する各部署との連携も大切です。開発段階で変更になる部品もあるため、情報共有とこまめなコミュニケーションは欠かせません。ハーネスは電線を何本もの束にしたもので構成されているので、レイアウト変更などの対応が容易にできると思われがちですが、装置の位置変更に合わせて装置間の繋ぎ方も回路のパターンも大きく変わるため、早めに設計変更の情報を得てシミュレーションし、繋ぎ方を決定するまで相当な時間を要します。そのため、私は日頃から関係部署に進んで情報を取りに行き、無理のないスケジュールを組んで設計検討できるよう業務にあたっています。
職場ではハーネスの勉強会が活発ですし、サプライヤーとの意見交換会も定期開催されていますので、今まで以上にハーネス関連の専門技術を磨き、知識の引き出しを増やしていくのが私の当面の目標です。
新入社員研修では社会人としてのルールやマナー、設計業務の基礎をしっかり学べますし、配属後はその部署で一人前の設計者になるための専門教育が用意されていますので、各ステージで手厚い研修を受けていると実感できます。また、職場の上司も自分の意見に真摯に耳を傾けてくれますので、自分の思想を取り入れた設計の提案などにもチャレンジしやすく、モチベーションにもつながり、この会社を選んで良かったと思います。私は地方出身でしたので、結婚前は独身寮にいました。寮が会社まで徒歩圏内というのもポイントが高いですね。
学生時代からサッカーやフットサルが好きでした。入社後は社内の気の合う仲間でフットサルチームを組んで活動しています。コロナ禍でなかなか活動できなかった時期もありましたが、そんな時は妻ともにドライブに出かけ、きれいな景色を眺めリフレッシュしていました。最近はようやく練習を再開しはじめましたので、そろそろ試合や大会で思いっきり体を動かしたいですね。